はしむらさんちの青い石

真鶴出版で2日間限定のミニ展示「はしむらさんちの青い石」に、
行ってきました。



この「青い石」は、橋村さんたちの作品を作る過程でどうしても出てしまうガラスの欠片たちからできています。数年間分たまった欠片たちをみて、「これを全部合わせて溶かしたら、どんな色になるんだろう」赤青黄色、いろいろな色があるはずなのに、合わせてみるととても綺麗な青い色になったそうです。

片手では重すぎると思う大きさから、手のひらに収まるものまで。


はじめは真鶴出版で開催するので「本立て」を作ろうと思ったそうです。


でもこの暑さでそこまでたどり着けず、「石の町真鶴だ」と思いついて
「青い石」が誕生したのだそうです。
シルクロードでも石を拾ってきた私としては「青い石」でよかった♪


形も大きさも色も２つとして同じものはありません。


「青い石」の元はこちら。

説明を聞いてもどうしてこれから「青い石」が生まれるのか
不思議でなりません。とにかくコバルトって強力だと知りました。

さて、今回私が選んで持ち帰ったのはこの３個。

迷わず手に取ったのはこちらです。うっすらと渦巻き模様があります。

その後、両手で持ち上げるくらいの大きさを一つと思って、
あれこれ手に取りましたけど、結局小さいの２個になりました。

一つは濃いコバルト色を。

もう一つは透明感がより強い、薄めのコバルトです。
筋のように見えるのは凸凹の窪みに光が反射しているから。

透明感がある薄い色の方が初めに作ったもので、
翌日、材料を足したら濃いコバルト色になったそうです。

透かしてみるときれいです。

展示は明日・14日まで。
来年は石は作らないということで「一期一会」だそうですよ。