3月に出版された「ミャオ族の刺繍とデザイン」を見ていたら
むらむらと「常滑へ行きたい~」気分に。
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啓さんの「太布 紙 紙布展」と絡めて行こう!とさっそく予約。
次回は誘ってねという友人と4人で常滑へ。
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3回目なのに、目印の「大秀組」の前でまた迷い、
電話して瑞代さんを呼び出してしまいました。
同行の友人によると、統計的に私は左の道を選びがち、らしい。
(密かにそんな統計をとっていたとは知らなかった!)
前にも載せたような気がしますが、苗族の刺繍の細かさの分かる一枚。
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一つのXは1mm以下です。拡大写真。爪が汚くてすみません。
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さて、今回は子供服と折り重ねのもの、
細かい細かい刺繍とおおらかなデザインのものを中心に拝見。
まずは子供服から。
これとこれがセットな訳ではなくて、私たちが勝手にコーディネート♫![c0033636_17411950.jpg]()
ジャケットはたぶん布団地か何かでリメイクしたもののよう。
ほかにもいろいろ組み合わせて写真大会(サチコさん撮影)
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そして可愛い靴も何足もありました。
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こんな刺繍のある靴を見たのは初めてです。
さて次はちょっと説明しがたい物。堆繍(ドィシュウ)という技法です。
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小さな三角や四角の布を重ねて重ねて模様を表しています。
クリックすると大きくなりますのでよ~く見てください。
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蝶々もいます。
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あまりに驚いて寄った写真ばかり撮ってします、
なんと全体を写したものがありません。
それからとても細かい、繊細なモラのような技法のものたち。
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もういちいち「細かい」と書きません。全部細かいので。
みっちり系が続きます。
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これってちょっと和っぽいね、という意見で一致。色使いかな。![c0033636_17585452.jpg]()
こちらは西洋風が入ってますね。![c0033636_17591243.jpg]()
そしてこれはミナっぽい、もしくはPJCの布っぽいかも…![c0033636_17592938.jpg]()
これらはほとんどがいわゆる「ねんねこ」です。
厳しい生活環境で子供の無事な成長を願う母の願いです。
背中は無防備なので「魔もの」から子供を守るために、
隙間なくびっしりと刺繍をしたのです。
こんなのもありました。
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これはこのタイプです。
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そしてこの織りには所々緯糸に色糸が入っています。
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デザイン的には意味のない、むしろないほうがいいのにと思っていたら、
瑞代さんもそう思って苗の人に聞いたそうです。
するとこれは一日ここまで織ったという印に
違う色の糸を一本入れておくという答えだったそうです。
日常の仕事の合間の時間で織りをしているので、
今日はここまで、という気分の区切りなのでしょうか。
苗族の女性は6歳くらいから刺繍を始めて、
刺繍の腕のピークは20歳くらいだそうです。
その後はやはり視力が落ちて、目がついていかなくなるようです。
苗族では女性は器量よりも刺繍の腕のほうが重要視されたんですよ!
子どものための刺繍が一番多くて、成人男性の服にはほとんどありません。
男性は強いし、自分で自分を守れるかららしいです。
「びっしり系が続いたのでお口直しに脱力系を」と
差し出されたこちらの一群。楽しいです♫
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図案が南米系もしくは宇宙人?![c0033636_1819201.jpg]()
「どんな人が刺しているんですか?」って聞かれると、
「小さな宇宙人です」って答えるんだそうです:笑
毎回テーマを決めてじっくり見る、というのがいいみたいですね。
3度目にして悟る。
もちろんまた行きます。
佐藤夫妻が20年かけて集めたものを全部見るには
それ以上の時間が必要でしょうね。
でも私にはそんな時間あるかしら…
むらむらと「常滑へ行きたい~」気分に。

啓さんの「太布 紙 紙布展」と絡めて行こう!とさっそく予約。
次回は誘ってねという友人と4人で常滑へ。

3回目なのに、目印の「大秀組」の前でまた迷い、
電話して瑞代さんを呼び出してしまいました。
同行の友人によると、統計的に私は左の道を選びがち、らしい。
(密かにそんな統計をとっていたとは知らなかった!)
前にも載せたような気がしますが、苗族の刺繍の細かさの分かる一枚。

一つのXは1mm以下です。拡大写真。爪が汚くてすみません。

さて、今回は子供服と折り重ねのもの、
細かい細かい刺繍とおおらかなデザインのものを中心に拝見。
まずは子供服から。
これとこれがセットな訳ではなくて、私たちが勝手にコーディネート♫

ジャケットはたぶん布団地か何かでリメイクしたもののよう。
ほかにもいろいろ組み合わせて写真大会(サチコさん撮影)





そして可愛い靴も何足もありました。

こんな刺繍のある靴を見たのは初めてです。
さて次はちょっと説明しがたい物。堆繍(ドィシュウ)という技法です。

小さな三角や四角の布を重ねて重ねて模様を表しています。
クリックすると大きくなりますのでよ~く見てください。


蝶々もいます。

あまりに驚いて寄った写真ばかり撮ってします、
なんと全体を写したものがありません。
それからとても細かい、繊細なモラのような技法のものたち。


もういちいち「細かい」と書きません。全部細かいので。
みっちり系が続きます。



これってちょっと和っぽいね、という意見で一致。色使いかな。

こちらは西洋風が入ってますね。

そしてこれはミナっぽい、もしくはPJCの布っぽいかも…

これらはほとんどがいわゆる「ねんねこ」です。
厳しい生活環境で子供の無事な成長を願う母の願いです。
背中は無防備なので「魔もの」から子供を守るために、
隙間なくびっしりと刺繍をしたのです。
こんなのもありました。

これはこのタイプです。

そしてこの織りには所々緯糸に色糸が入っています。

デザイン的には意味のない、むしろないほうがいいのにと思っていたら、
瑞代さんもそう思って苗の人に聞いたそうです。
するとこれは一日ここまで織ったという印に
違う色の糸を一本入れておくという答えだったそうです。
日常の仕事の合間の時間で織りをしているので、
今日はここまで、という気分の区切りなのでしょうか。
苗族の女性は6歳くらいから刺繍を始めて、
刺繍の腕のピークは20歳くらいだそうです。
その後はやはり視力が落ちて、目がついていかなくなるようです。
苗族では女性は器量よりも刺繍の腕のほうが重要視されたんですよ!
子どものための刺繍が一番多くて、成人男性の服にはほとんどありません。
男性は強いし、自分で自分を守れるかららしいです。
「びっしり系が続いたのでお口直しに脱力系を」と
差し出されたこちらの一群。楽しいです♫


図案が南米系もしくは宇宙人?

「どんな人が刺しているんですか?」って聞かれると、
「小さな宇宙人です」って答えるんだそうです:笑
毎回テーマを決めてじっくり見る、というのがいいみたいですね。
3度目にして悟る。
もちろんまた行きます。
佐藤夫妻が20年かけて集めたものを全部見るには
それ以上の時間が必要でしょうね。
でも私にはそんな時間あるかしら…