昨年のギャラリーKEIANさんでの廣島一夫さんの展示のための
クラウドファンディングのリターンが届きました♫
小川鉄平さん作の「カルイ」です。
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廣島さんの作り方でお願いしていたので時間がかかってしまったとか。
じつは一度作ったけれど、縁巻きが気に入らず
まったく最初から作り直されたのだそうです。
実際に背負って使いたいとサイズを小さめにリクエストしたのですが、
思いがけず大きくなってしまったそうで、
それはそれで立派な作品なので気に入っています。
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わが家の家宝と呼べるものができました。
毎日眺めてニマニマしています。
さて、今年最後のご案内は、
博物館や美術館での開催が多いお知らせとなりました。
年末年始を挟んでの会期が多いので、休館日がいろいろです。
お出かけの際は、日時のご確認を念入りにお願いします。
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*もう始まっていますが、LIXILギャラリーと合わせ技1本で!
南太平洋諸島の樹皮布、編布など
衣の原点![c0033636_23271947.jpg]()
日 時 2017年11月30日(木)~2018年3月17日(土)木・金・土曜日のみ
開館時間 10:00 ~17:00 *入館は16:30まで
会 場 岩立フォーク テキスタイル ミュージアム
目黒区自由が丘1-25-13岩立ビル3F
入館料 500円
今回は、染色家で織物以前の布を求めて十数回に渡り、南太平洋諸島を探査した福本繁樹氏の「織物以前 ——タパとフェルト」展が京橋のLIXILギャラリーで企画され、当館でもリンクした展示はどうかと提案されたことに始まった。1984年、日本民藝館で初めて見たパンダヌス[表紙]の衝撃を忘れずに持ち続けていたこともあり即断し、展示の半分は福本氏の御好意で拝借したものが並ぶ。
パンダヌスの制作風景を読ませて頂くと、この巨大なゴザの様な編布は、村中の人々が総出で、まるでピクニックかお祭り騒ぎの中で作られていく。料理を作る人、指揮をとる人、それぞれの持ち場で手を貸す人、このセセと呼ばれる婚資や儀礼に使われる布は皆の心を一つにする。やがてバナナの内皮に刻まれた型で遠い先祖から受け継がれた文様を散りばめ、茜色に染められていく。贈られた後は小屋の中にひっそりと積み上げられ、煤にまみれて実用に使われることもないが、パンダヌス作りの工程の全てが、物作りの原点の喜びを伝えてくれる。
*講演会などの詳細は⇒こちらで
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*20年以上前ですがManbowがNZで買ってきたタパがあります。
Early Cloth Tapa and Felt
織物以前ータパとフェルト
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日 時 2017年12月7日(木)~2018年2月24日(土)*水曜定休
時 間 10:00~18:00 *12月24日~1月4日は休み
会 場 LIXILギャラリー 中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル 2F
タパとフェルトは、身近にある植物や羊毛を使い人々の手を介して生み出されてきた原初の布です。それらは織物へと技術が進化する以前から伝わると考えられています。
本展では、南太平洋の島々や、東西アジア地域で古くから暮らしの中に使われてきたタパとフェルトに焦点を当て、周辺の実資料を合わせた約60点から、素朴で力強い不織布の魅力を紹介します。
*詳細はこちらで
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*この色、すてき。
-アール・デコ、香りと装いの美-
ルネ・ラリックの香水瓶
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日 時 2017年12月12日(火)〜2018年1月28日(日)
休館日 12月18日(月)、25日(月)、29日(金)~2018年1月3日(水)、
9日(火)、15日(月)、22日(月)
時 間 10:00~18:00金曜日は20:00まで
会 場 松濤美術館 渋谷区松濤2-14-14
入館料 一般500円・大学生400円・高校生・60歳以上250円・小中学生100円
9世紀末、ジュエリー作家として人気を博していたフランスのルネ・ラリック(1860-1945)は香水商フランソワ・コティ(1874-1934)の依頼を受け、1910年頃からガラス香水瓶の制作を始めました。繊細で美しいデザインと卓越した技術で、目に見えない「香り」の世界を幻想的に表現したラリックの香水瓶は瞬く間にブームとなり、フランスの香水業界に大きな影響を与えました。
時を同じくして、服飾デザイナー、ポール・ポワレ(1879-1944)による、コルセットを使わないドレスに代表されるように、女性のファッションにも革新的な動きがみられます。美術、建築、装飾、ファッションなど様々な分野に広がったこの動きはのちにアール・デコと呼ばれ、新時代の幕開けの象徴となりました。
本展では、世界屈指のアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス・コレクションを誇る長野県諏訪市の北澤美術館の所蔵品から、ルネ・ラリックによるガラスの香水瓶やパフューム・ランプ、化粧品容器、アクセサリーなどを選りすぐり、約140点を展示いたします。また、神戸ファッション美術館の協力のもと、アール・デコの装いを代表するドレスやファッション・プレート、同時代に撮影された写真など約15点もあわせてご紹介いたします。
*イベント情報などは⇨こちらで
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*寒い季節に面白そうな企画です。
寒さと衣服
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日 時 2017年12月19日(火)~2018年2月15日(木)*日曜・祝日・年末年始
時 間 10:00~16:30 *入館は閉館の30分前まで
会 場 文化学園服飾博物館 渋谷区代々木3丁目22-7
入館料 一般:¥500 大学・専門学校・高校生:¥300 小中学生:¥200
寒さによる身体の冷えは私たちの健康に大きな影響を及ぼします。また寒さと一口に言っても、年間を通して雪や氷に覆われる厳寒の地域、四季の中で冬が寒い地域、一日の気温差が大きく夜間の冷え込みが厳しい地域などさまざまです。これらの地域の衣装は、永年の知恵によって素材や形態がそれぞれの寒さに対処できるよう工夫がなされています。本展ではアジア、ヨーロッパなど寒い地域の民族衣装を紹介し、その工夫を探ります。これらの衣装からは、私たちが冬を快適に過ごすヒントを見出すことができるでしょう。
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*行くぞ!と書いておこう。
南方熊楠生誕150周年企画展
100年早かった智の人
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日 時 2017年12月19日(火)〜2018年3月4日(日)
時 間 9:00~16:30
会 場 国立科学博物館 台東区上野公園7-20
南方熊楠は、森羅万象を探求した「研究者」とされてきましたが、近年の研究では、むしろ広く資料を収集し、蓄積して提供しようとした「情報提供者」として評価されるようになってきました。本展覧会では、熊楠の活動のキーアイテムである日記・書簡・抜書(さまざまな文献からの筆写ノート)・菌類図譜を展示。“熊楠の頭の中をのぞく旅”に誘います。
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第5回「作用」展
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日 時 2017年12月20日 (水)~2018年1月22日(月)
年末年始休業 12月31日(日)~ 1月5日(金)
定休日 12月26日、1月16日火曜休 *1月9日火曜祝日は営業
時 間 11:00~19:00
会 場 OUTBOUND 武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
「道具」という、日々の歩みと共に道を拓く為の具えが我々にとって無くてはならないのと同じく、辻々に立つ標の様に、自らの所在と進むべき方向、越えざるべき境界を知る為の具えも、人を人たらしめる上で不可欠であると考えます。
時として歩みを支える杖であり、雨露を凌ぐ傘であり、意識下に降りる梯子にも成り得る無碍の具えを「標具(ひょうぐ)」と呼び、それらがもたらす抽象的な作用に焦点を当てた展覧会を開催致します。
参加作家
東 亨 伊藤 敦子 井藤 昌志 柏木 圭 金森 正起 木下 宝
熊谷 幸治 須田 二郎 冨沢 恭子 森田 春菜 ハタノ ワタル
芳賀 龍一 福井 守 藤崎均 ますみえりこ 増満 兼太郎
安永 正臣 山崎大造 横内 みえ 渡辺 隆之 渡辺 遼
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赤をめぐる旅展
祝いの水引結び
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日 時 2017年12月20日(水)~2018年2月4日(日)*月曜休館
*12月29日(金)から1月3日(水)は年末年始休館
時 間 9:00~20:00
会 場 生活工房ギャラリー(3F) 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
日本の生活のなかで息づく「赤」。赤という色は、古代より祝事や魔除けの意味を持ち、日本独自の伝統文化として美しさと豊かさを受け継いできました。原材料や染織から「赤」に込められた願いを、衣服造形家の眞田岳彦氏と共に紐解いた展覧会『赤をめぐる旅』(2017年4月)に続き、2回目となる今回は、「赤と祝い」の関係を、水引を通して考えます。
水引は、主に冠婚葬祭の場で使用されていますが、特別な結び方を施すことで祝いの心をあらわしてきたのが、赤い水引です。時を経て、より豪華な装飾が求められるようになり、赤い水引は金糸銀糸の水引へと展開してゆきました。
本展では、赤い水引にかかわる土地をめぐり、日本人の「祝う心」や「願い」を展示物と眞田氏の作品と共に紹介してゆきます。
*詳細はこちらで⇒赤をめぐる旅 展
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*広島なので行けそうもなりませんが、気になります。
「あいだ」をひらく術として
交わる糸
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日 時 2017年12月22日(金)~2018年3月4日(日)
時 間 10:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
会 場 広島市現代美術館 広島市南区比治山公園1-1
休館日 月曜日 年末年始(12月27日~1月1日)1月9日(火)2月13日(火)
観覧料 一般1,030円・大学生720円・高校生・65歳以上510円・中学生以下無料
織物の大半は空気でできています。織物の質量のうち繊維が占める割合は通常20〜50%に過ぎず、繊維を撚って糸を紡ぐにも、糸と糸を交わらせて布を織るにも、そこには必ずすき間ができます。そのすき間、空間があるからこそ、布は薄く軽やかで、伸び縮みして丈夫で、あたたかくあることができるのです。糸と糸がどのように交わって、どのような形のすき間をつくるのかによって、布の布たる所以が生まれ、その性質や表情もできあがっていきます。
この展覧会では、糸や布、繊維を素材に制作を続ける15人と1組の作り手たちによる営みを紹介します。伝統工芸から現代美術、デザインまでジャンルはさまざま。それらを貫く導きの糸としたいのが、精神病理学の第一人者であり臨床哲学の先駆者でもある木村敏の次のような言葉です。「自己とは、自己と他者とのあいだ ―現在の事物的世界とのあいだだけでなく、当面の他者とのあいだ、所属集団とのあいだ、過去や未来の世界とのあいだなども含む― の、そしてなによりも自己と自己とのあいだの関係そのもののことである」(『関係としての自己』みすず書房、2005年)。つまり糸や布と向き合うことで、自己そして人の生のあり方をふかく見つめてみようというわけです。
タイトルの「いと」は素材としての「糸」を意味すると同時に、作り手たちの「意図」でもあります。糸が交わって布が生まれるように、作家たちの意図が交わってこの展覧会ができていきます。さらにみなさんが会場を訪れ(あるいは会場を出て、まちを散策し)、思い思いに交わりながら「あいだ」の関係を幾重にも紡いでみてください。
*詳細は⇒特設サイトで
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*ハギレ市以来行けなかった1年の締めくくりに近くへ、ありがとう!
真木テキスタイルスタジオ
あたたかな布々
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日 時 2017年12月23日(土)~2018年1月4日(木)*1月1日休み
時 間 10:00~20:00 12月31日・1月2日・3日は19:00まで
会 場 菜の花暮らしの道具店 小田原地下街 HaRuNe
インドのganga工房の背後には、ヒマラヤの山々が控えています。 清冽な水、爽風、草木や動物、そして人々。 めぐみをいっぱいに受けて、今日もものづくりに励んでいます。 織り上がったばかりのヒマラヤウールのあたたかな布やシルク ウールの衣など、新作を揃えて冬のご紹介をいたします。
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*人気者の「若い衆」聖子ちゃん。久しぶりに会いたいわ~
OBARA SEIKO EXHIBITION
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日 時 2017年12月26日(火)~2018年1月14日(日)
時 間 11:00~21:00 日・祝 11:00~20:00
会 場 「+S」 Spiral Market MARUNOUCHI JPタワー KITTE 丸の内 1F
古代から現在まで通ずるプリミティブな造形を持つ
小原聖子の真鍮のアクセサリー。
冬ならではのボリュームのあるブローチやピアス、
ニットやストールにも合わせやすいキルトピン、
ご要望の多いイヤリングも新たにご用意して
お待ちしております。
*小原聖子さん⇒ブログ
クラウドファンディングのリターンが届きました♫
小川鉄平さん作の「カルイ」です。

廣島さんの作り方でお願いしていたので時間がかかってしまったとか。
じつは一度作ったけれど、縁巻きが気に入らず
まったく最初から作り直されたのだそうです。
実際に背負って使いたいとサイズを小さめにリクエストしたのですが、
思いがけず大きくなってしまったそうで、
それはそれで立派な作品なので気に入っています。

わが家の家宝と呼べるものができました。
毎日眺めてニマニマしています。
さて、今年最後のご案内は、
博物館や美術館での開催が多いお知らせとなりました。
年末年始を挟んでの会期が多いので、休館日がいろいろです。
お出かけの際は、日時のご確認を念入りにお願いします。

*もう始まっていますが、LIXILギャラリーと合わせ技1本で!
南太平洋諸島の樹皮布、編布など
衣の原点

日 時 2017年11月30日(木)~2018年3月17日(土)木・金・土曜日のみ
開館時間 10:00 ~17:00 *入館は16:30まで
会 場 岩立フォーク テキスタイル ミュージアム
目黒区自由が丘1-25-13岩立ビル3F
入館料 500円
今回は、染色家で織物以前の布を求めて十数回に渡り、南太平洋諸島を探査した福本繁樹氏の「織物以前 ——タパとフェルト」展が京橋のLIXILギャラリーで企画され、当館でもリンクした展示はどうかと提案されたことに始まった。1984年、日本民藝館で初めて見たパンダヌス[表紙]の衝撃を忘れずに持ち続けていたこともあり即断し、展示の半分は福本氏の御好意で拝借したものが並ぶ。
パンダヌスの制作風景を読ませて頂くと、この巨大なゴザの様な編布は、村中の人々が総出で、まるでピクニックかお祭り騒ぎの中で作られていく。料理を作る人、指揮をとる人、それぞれの持ち場で手を貸す人、このセセと呼ばれる婚資や儀礼に使われる布は皆の心を一つにする。やがてバナナの内皮に刻まれた型で遠い先祖から受け継がれた文様を散りばめ、茜色に染められていく。贈られた後は小屋の中にひっそりと積み上げられ、煤にまみれて実用に使われることもないが、パンダヌス作りの工程の全てが、物作りの原点の喜びを伝えてくれる。
*講演会などの詳細は⇒こちらで

*20年以上前ですがManbowがNZで買ってきたタパがあります。
Early Cloth Tapa and Felt
織物以前ータパとフェルト

日 時 2017年12月7日(木)~2018年2月24日(土)*水曜定休
時 間 10:00~18:00 *12月24日~1月4日は休み
会 場 LIXILギャラリー 中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル 2F
タパとフェルトは、身近にある植物や羊毛を使い人々の手を介して生み出されてきた原初の布です。それらは織物へと技術が進化する以前から伝わると考えられています。
本展では、南太平洋の島々や、東西アジア地域で古くから暮らしの中に使われてきたタパとフェルトに焦点を当て、周辺の実資料を合わせた約60点から、素朴で力強い不織布の魅力を紹介します。
*詳細はこちらで

*この色、すてき。
-アール・デコ、香りと装いの美-
ルネ・ラリックの香水瓶

日 時 2017年12月12日(火)〜2018年1月28日(日)
休館日 12月18日(月)、25日(月)、29日(金)~2018年1月3日(水)、
9日(火)、15日(月)、22日(月)
時 間 10:00~18:00金曜日は20:00まで
会 場 松濤美術館 渋谷区松濤2-14-14
入館料 一般500円・大学生400円・高校生・60歳以上250円・小中学生100円
9世紀末、ジュエリー作家として人気を博していたフランスのルネ・ラリック(1860-1945)は香水商フランソワ・コティ(1874-1934)の依頼を受け、1910年頃からガラス香水瓶の制作を始めました。繊細で美しいデザインと卓越した技術で、目に見えない「香り」の世界を幻想的に表現したラリックの香水瓶は瞬く間にブームとなり、フランスの香水業界に大きな影響を与えました。
時を同じくして、服飾デザイナー、ポール・ポワレ(1879-1944)による、コルセットを使わないドレスに代表されるように、女性のファッションにも革新的な動きがみられます。美術、建築、装飾、ファッションなど様々な分野に広がったこの動きはのちにアール・デコと呼ばれ、新時代の幕開けの象徴となりました。
本展では、世界屈指のアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス・コレクションを誇る長野県諏訪市の北澤美術館の所蔵品から、ルネ・ラリックによるガラスの香水瓶やパフューム・ランプ、化粧品容器、アクセサリーなどを選りすぐり、約140点を展示いたします。また、神戸ファッション美術館の協力のもと、アール・デコの装いを代表するドレスやファッション・プレート、同時代に撮影された写真など約15点もあわせてご紹介いたします。
*イベント情報などは⇨こちらで

*寒い季節に面白そうな企画です。
寒さと衣服

日 時 2017年12月19日(火)~2018年2月15日(木)*日曜・祝日・年末年始
時 間 10:00~16:30 *入館は閉館の30分前まで
会 場 文化学園服飾博物館 渋谷区代々木3丁目22-7
入館料 一般:¥500 大学・専門学校・高校生:¥300 小中学生:¥200
寒さによる身体の冷えは私たちの健康に大きな影響を及ぼします。また寒さと一口に言っても、年間を通して雪や氷に覆われる厳寒の地域、四季の中で冬が寒い地域、一日の気温差が大きく夜間の冷え込みが厳しい地域などさまざまです。これらの地域の衣装は、永年の知恵によって素材や形態がそれぞれの寒さに対処できるよう工夫がなされています。本展ではアジア、ヨーロッパなど寒い地域の民族衣装を紹介し、その工夫を探ります。これらの衣装からは、私たちが冬を快適に過ごすヒントを見出すことができるでしょう。

*行くぞ!と書いておこう。
南方熊楠生誕150周年企画展
100年早かった智の人

日 時 2017年12月19日(火)〜2018年3月4日(日)
時 間 9:00~16:30
会 場 国立科学博物館 台東区上野公園7-20
南方熊楠は、森羅万象を探求した「研究者」とされてきましたが、近年の研究では、むしろ広く資料を収集し、蓄積して提供しようとした「情報提供者」として評価されるようになってきました。本展覧会では、熊楠の活動のキーアイテムである日記・書簡・抜書(さまざまな文献からの筆写ノート)・菌類図譜を展示。“熊楠の頭の中をのぞく旅”に誘います。

第5回「作用」展

日 時 2017年12月20日 (水)~2018年1月22日(月)
年末年始休業 12月31日(日)~ 1月5日(金)
定休日 12月26日、1月16日火曜休 *1月9日火曜祝日は営業
時 間 11:00~19:00
会 場 OUTBOUND 武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
「道具」という、日々の歩みと共に道を拓く為の具えが我々にとって無くてはならないのと同じく、辻々に立つ標の様に、自らの所在と進むべき方向、越えざるべき境界を知る為の具えも、人を人たらしめる上で不可欠であると考えます。
時として歩みを支える杖であり、雨露を凌ぐ傘であり、意識下に降りる梯子にも成り得る無碍の具えを「標具(ひょうぐ)」と呼び、それらがもたらす抽象的な作用に焦点を当てた展覧会を開催致します。
参加作家
東 亨 伊藤 敦子 井藤 昌志 柏木 圭 金森 正起 木下 宝
熊谷 幸治 須田 二郎 冨沢 恭子 森田 春菜 ハタノ ワタル
芳賀 龍一 福井 守 藤崎均 ますみえりこ 増満 兼太郎
安永 正臣 山崎大造 横内 みえ 渡辺 隆之 渡辺 遼

赤をめぐる旅展
祝いの水引結び

日 時 2017年12月20日(水)~2018年2月4日(日)*月曜休館
*12月29日(金)から1月3日(水)は年末年始休館
時 間 9:00~20:00
会 場 生活工房ギャラリー(3F) 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
日本の生活のなかで息づく「赤」。赤という色は、古代より祝事や魔除けの意味を持ち、日本独自の伝統文化として美しさと豊かさを受け継いできました。原材料や染織から「赤」に込められた願いを、衣服造形家の眞田岳彦氏と共に紐解いた展覧会『赤をめぐる旅』(2017年4月)に続き、2回目となる今回は、「赤と祝い」の関係を、水引を通して考えます。
水引は、主に冠婚葬祭の場で使用されていますが、特別な結び方を施すことで祝いの心をあらわしてきたのが、赤い水引です。時を経て、より豪華な装飾が求められるようになり、赤い水引は金糸銀糸の水引へと展開してゆきました。
本展では、赤い水引にかかわる土地をめぐり、日本人の「祝う心」や「願い」を展示物と眞田氏の作品と共に紹介してゆきます。
*詳細はこちらで⇒赤をめぐる旅 展

*広島なので行けそうもなりませんが、気になります。
「あいだ」をひらく術として
交わる糸

日 時 2017年12月22日(金)~2018年3月4日(日)
時 間 10:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
会 場 広島市現代美術館 広島市南区比治山公園1-1
休館日 月曜日 年末年始(12月27日~1月1日)1月9日(火)2月13日(火)
観覧料 一般1,030円・大学生720円・高校生・65歳以上510円・中学生以下無料
織物の大半は空気でできています。織物の質量のうち繊維が占める割合は通常20〜50%に過ぎず、繊維を撚って糸を紡ぐにも、糸と糸を交わらせて布を織るにも、そこには必ずすき間ができます。そのすき間、空間があるからこそ、布は薄く軽やかで、伸び縮みして丈夫で、あたたかくあることができるのです。糸と糸がどのように交わって、どのような形のすき間をつくるのかによって、布の布たる所以が生まれ、その性質や表情もできあがっていきます。
この展覧会では、糸や布、繊維を素材に制作を続ける15人と1組の作り手たちによる営みを紹介します。伝統工芸から現代美術、デザインまでジャンルはさまざま。それらを貫く導きの糸としたいのが、精神病理学の第一人者であり臨床哲学の先駆者でもある木村敏の次のような言葉です。「自己とは、自己と他者とのあいだ ―現在の事物的世界とのあいだだけでなく、当面の他者とのあいだ、所属集団とのあいだ、過去や未来の世界とのあいだなども含む― の、そしてなによりも自己と自己とのあいだの関係そのもののことである」(『関係としての自己』みすず書房、2005年)。つまり糸や布と向き合うことで、自己そして人の生のあり方をふかく見つめてみようというわけです。
タイトルの「いと」は素材としての「糸」を意味すると同時に、作り手たちの「意図」でもあります。糸が交わって布が生まれるように、作家たちの意図が交わってこの展覧会ができていきます。さらにみなさんが会場を訪れ(あるいは会場を出て、まちを散策し)、思い思いに交わりながら「あいだ」の関係を幾重にも紡いでみてください。
*詳細は⇒特設サイトで

*ハギレ市以来行けなかった1年の締めくくりに近くへ、ありがとう!
真木テキスタイルスタジオ
あたたかな布々

日 時 2017年12月23日(土)~2018年1月4日(木)*1月1日休み
時 間 10:00~20:00 12月31日・1月2日・3日は19:00まで
会 場 菜の花暮らしの道具店 小田原地下街 HaRuNe
インドのganga工房の背後には、ヒマラヤの山々が控えています。 清冽な水、爽風、草木や動物、そして人々。 めぐみをいっぱいに受けて、今日もものづくりに励んでいます。 織り上がったばかりのヒマラヤウールのあたたかな布やシルク ウールの衣など、新作を揃えて冬のご紹介をいたします。

*人気者の「若い衆」聖子ちゃん。久しぶりに会いたいわ~
OBARA SEIKO EXHIBITION

日 時 2017年12月26日(火)~2018年1月14日(日)
時 間 11:00~21:00 日・祝 11:00~20:00
会 場 「+S」 Spiral Market MARUNOUCHI JPタワー KITTE 丸の内 1F
古代から現在まで通ずるプリミティブな造形を持つ
小原聖子の真鍮のアクセサリー。
冬ならではのボリュームのあるブローチやピアス、
ニットやストールにも合わせやすいキルトピン、
ご要望の多いイヤリングも新たにご用意して
お待ちしております。
*小原聖子さん⇒ブログ