精進料理でランチ会

アリサカ嬢からお誘いを受けて、
東伊豆町でオリーブを育てている大同ファームさんへ。

大同ご夫妻とは、まだ湯河原に住みながらこちらのお家を建てている頃に
蛸の枕のワイン会で知り合いました。
夏の泡の会の時だったとおっしゃるので、2015年の8月のことでした。


その後、2016年の5月に念願のお家が完成し、湯河原からこちらへ完全移住されました。


今回はアリサカ嬢が、大同ファームオリーブオイルファン限定の
「みんなでお料理してランチ会」を企画してくれました。

まずはウエルカムドリンク。
完熟ニューサマーオレンジの100％ジュースでビールを割ってみました。

私の思いつきで試しましたが、これいけます♫
来年は自宅でもやってみよう。

今日のランチは大同千香さんが鎌倉の教室まで通っているという精進料理です。
一緒に作りながらと言っても私たちはちょっとお手伝いしただけです。
まずは豆腐と山芋をすり鉢で当たります。

そこへニンジンと干しシイタケの戻したものを加えて

自家製のオリーブオイルでカラリと揚げました。飛竜頭の完成です。


こちらはジーマミ豆腐を作るayaさん。

茶巾結びにして氷水で冷やして固めます。
たれの味醂と柿酢も青柚子胡椒もすべて千香さんのお手製と聞いて脱帽。


もろもろ完成してこれから宴の始まりです。

小鉢は左から冬瓜のお浸し・ジーマミ豆腐・飛竜頭
長方形のお皿はニガウリの漬物2種・グリルトマト・車麩のフライです。


今回私がアリサカ嬢の命を受けて、WLFより仕入れてきたワイン。
ソムリエールに大同さんのところで精進料理と伝えたら
まずはこちらの泡から。出汁に合うのは日本のワイン、
といことでカーブドッチの「むささび」をお勧めされました。

この「むささび」はすでに完売、ソムリエール秘蔵の１本なのでした。
しゅわしゅわとしかり泡立ちながらもふわっと柔らかな「むささび」でした。

2本目も白でムーンダーラのPino Gris
アリサカ嬢いわく「ふっくらと豊穣な白」


そのメンバーで6人だったら2本では足りないでしょうとのアドバイスで
赤も1本追加しました（3本、重かった！）
スペインのプラーナ「リオハのこのワイン🍷リピ決定」とお嬢さま。

ちなみにこちらはアリサカ嬢が常に持ち歩く⇧「マイグラス」です。
立派な革のケースに入っています。

料理とワインで会話が弾み、大同さん（ご主人）が塩まで手作りしていると聞いて一同驚愕していると、いつの間にか千香さんがささっと出してくれた一皿。

塩もオリーブオイルも大同家の自家製で、
この一皿が一番美味しかったという人がいたらしい：笑
ちなみに20kgの海水から600gの塩ができるそうですよ。

さらに豆乳と黒酢で作った豆醤も登場。

は～、もうお腹いっぱいで大満足。

と、そこへ締めの栗ご飯と茄子のお吸い物が…

もちろん完食いたしましたけど。

次回の企画のご希望もあれこれ出て、またのお楽しみがありそうです。

ご一緒してくださったみなさん、ありがとうございました。
大同さん、また遊びに行きますね。