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Channel: 布とお茶を巡る旅
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マルク・テンペの会

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6月の最終日曜日は、ご近所WLFの広々ガレージでアリサカ嬢主催の
アルザスのビオディナミの生産者マルク・テンペづくしの会がありました。

これだけのワインが一堂に会するなんて、
もう二度とないよね~と、参加者7名大興奮。
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というか、これを一度に飲んでしまおうということ自体
「頭おかしいんじゃないの」と一部で話題に
(なったか、ならなかったか知らないけれど:笑)

ワインは左から順番(価格順)にいただきました。

①2017年 リースリング(品種) サンティポリット
②2017年 ゲヴュルツトラミネール(品種) ツェレンベルグ
③2018年 リースリング ビュルグレーベン
④2016年 ゲヴュルツトラミネール ライムスベルク
⑤2017年 ゲヴュルツトラミネール ライムスベルク
⑥2018年 ゲヴュルツトラミネール フルシュタンチュム
⑦2015年 ピノグリ(品種) ラドモワゼル(←こちらは貴腐ワイン)
2016年は春先の降雨で蕾がダメージを受け、開花遅れやミルデュー(カビによる感染病)の被害を乗り越え、乾燥した快晴の夏が続いた後、素晴らしい秋が始まり、結果的に美しい収穫を迎えた。

2017年は穏やかな冬、春雨を経て開花を迎えた6月、熱波と乾燥の7月、8月中旬の降雨と続き低収穫ながら、素晴らしい収穫を迎えた。

2018年は穏やかな冬と春に続き、7月は熱波でしたが8月の雨で健全なブドウが育った年。
しかし、じつはその前にアリサカ嬢からの差し入れによる、
同じアルザスのビオデナミ生産者・クリスチャン・ビネールの泡の
マグナムボトルで宴は始まったのです。

肩までどっぷり氷水に浸かっていてボトルの全貌は見えませんが…
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こちらの年度違いです(画像はワインショップのネットからお借りしました)
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マグナムボトルって普通の2倍1500mlです、美味しさも増します。
まだ肝心のマルク・テンペを開けていない段階で、
「旨い、美味い」の声が上がって、先行きが不安に:笑

小田原のフレンチ・ittokuご夫妻が出張シェフでいらしてくださり
(ご夫妻はワイン会にも参加!)
アルザスにふさわしいフォアグラ入りの特性オードブルの箱
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小田原のカツオのたたきもその場で
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赤玉ねぎのスライスとごま油、生姜ではなくてマスタードで。
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天城軍鶏 の雌を部位ごとに美味しく炭火焼で
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アヒージョは、天城軍鶏の皮を焼くと出てくる透明な油に砂肝とレバーを投入。
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江之浦・麦踏とこれまたアリサカ嬢がお取り寄せしている小麦屋さんのパンを
浸していただきました。
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さらに小麦屋さんの和三盆のメレンゲ、これを口に含んで
マルク・テンペと合わせて飲むという絶妙な裏技もご教授いただきました
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デザートには差し入れでいただいた和歌山の桃が登場。
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ああ、こんなに幸せでいいのだろうか…
バチがあたりそうで、しばらくブログに載せられませんでした。

宴の跡:マルク・テンペのボトルは背が高いので、マグナムボトルの大きさが今一つ分かりづらいですね。
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アリサカ嬢、ご報告遅くなりまして申し訳ありませんでした。

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