今年も残すところ1週間となりました。
まだブログにアップしていないことをなんとか年内に済ませておきたい、
もう大掃除どころではありません、私には。
ということで第一弾は12月10日に見てきた、
佐野美術館で開催されていたはしもとみおさんの個展から。
(すでに終了しています:22日まででした)
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はしもとみお(1980年生まれ)の作り出す動物たちの彫刻は、ぬくもりや息づかいまでも感じさせます。それは「どこかにいる動物」ではなく、はしもとみおの身近に暮らす動物や、旅先で出会い、ふれあった動物たち1匹1匹の個性や思い出をそのまま再現しているからでしょう。展示会場に入る前に、ど~んと入り口でお出迎えしてくれる、
三重の大内山動物園でみおさんが一目ぼれしたというクマのシュウ:shuくん。
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触ってもいいですよというマークがありました。
もちろん触りましたとも。
その上、6歳以下のお子さんなら座ってもいいとか。
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レーズンパンが好物という不思議なクマ。
![_c0033636_10173913.jpg]()
なぜここに居たのか、
重すぎてエレベーターに乗れなかったからだそうです。
階段を上がるとそこにいたのは「わさお」です。
大きさの比較のためにご一緒したしをりさんを入れ込みました。
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この顔、まさにわさおですね。
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見る角度によって全くちがう表情を見せるわさお。
![_c0033636_10274612.jpg]()
やはり写真だけではわからないところ、彫刻の持つ魅力。
しゅうくんとわさおだけでこんなに写真を載せていたら、
とうてい終わらないブログになりそうなので、
涙をのんで選びます。
なにしろ写真はすべて、動画も1~2分なら撮影可!なのです。
所々、作品のスペースに座布団が置かれていて、
「着席可」と表示されていました。
私は意味が分からず通り過ぎていましたが、
なんと作品と一緒に写真を撮っていいらしい場所のようでした。
私はひねくれ者なので、撮りませんでしたけど。
(自分が写った写真って要りますか?)
獣医になりたいと夢見ていた彼女は1995年に阪神・淡路大震災で被災し、動物たちのいる風景が一瞬にして失われるという光景を目の当たりにしました。この体験をきっかけに、たとえ失われた命であってもその輝きを彫刻という形で残したいと考えるようになります。この猫が一番好き、シナモン。
ちょいとふてぶてしい面構えが好ましい。
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体形はずんぐりでくびれなし、親近感がわきます。
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こちらの猫たちはココとコロ
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抱き合う2匹の猫が心臓の形のように見えたので、
ココロが分かれてココとコロになったそうです。
みおさんは4歳の時に心臓の手術を受けています。
最近、その手術をしてくれた先生と再会し、
この作品の手のひら大のものをお礼に手渡すことができたそうです。
マヌルネコのポリーとレフ。
![_c0033636_11372938.jpg]()
いくらなんでもここまでペタンコになるのかと思っていたけど、
つい先日、NHKの「ワイルドライフ」でこの姿勢を見てしまった。
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これまたふてぶていい猫だことと感心していたら、
見た目とはうらはらに気が弱くて島猫としてすみっコぐらし、
そんなところに惹かれてモデルになったというチグリスくん。
![_c0033636_11541366.jpg]()
もちろん猫ばっかり、ではありません。
推定50歳超えというオランウータンのキュー、王者の風格。
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その堂々たる体格を利用して裏はこんなことになっていました。
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マントヒヒのマンジュウロウ。
![_c0033636_22592918.jpg]()
チンパンジーのマックス親子。
![_c0033636_23010600.jpg]()
ほかにもラクダや羊、ヤギもいました。
見学の方々が写り込んでいる写真が多くて載せられませんが。
海の生物たちもたくさんいて、ひとつの世界を作っていました。
もうきりがないので、最後の一枚はこちら。
![_c0033636_12012450.jpg]()
Manbow、これ欲しいなぁと思いました。
新作を含む彫刻をはじめ、これまでに発表されていない、被災後から美術大学在学中の作品や、作品を制作するまでに丁寧に観察した動物たちのスケッチ、モデルそれぞれの個性を記録したメモなども多数展示します。とにかく盛りだくさんで楽しい展示でした。
ミュージアムショップにはみおさんが原型を作ったという
カプセルトイもあったので、これかしら、と思ったのですが
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残念ながら江ノ島水族館の海の生物シリーズでした。
できれば私はピグモンが欲しいなぁ。
![_c0033636_23081206.jpg]()
4月に発売されていたようで、どこかで見つけたい。
ここまで書いて、10月5日のインスタライブを見たら、
なんと猫のシリーズのカプセルトイもあったことを知りました。
私が見に行ったのは会期終盤だったので、
すでにガチャガチャの機械は撤去されて、
残った海のシリーズのカプセルが箱に山積み状態でした。
もっと早く行くべきでした。
最近、丹波竜の等身大レリーフ・タンバリンくんが完成したらしいので、
機会があったらぜひ見てみたいです。
まだブログにアップしていないことをなんとか年内に済ませておきたい、
もう大掃除どころではありません、私には。
ということで第一弾は12月10日に見てきた、
佐野美術館で開催されていたはしもとみおさんの個展から。
(すでに終了しています:22日まででした)

はしもとみお(1980年生まれ)の作り出す動物たちの彫刻は、ぬくもりや息づかいまでも感じさせます。それは「どこかにいる動物」ではなく、はしもとみおの身近に暮らす動物や、旅先で出会い、ふれあった動物たち1匹1匹の個性や思い出をそのまま再現しているからでしょう。展示会場に入る前に、ど~んと入り口でお出迎えしてくれる、
三重の大内山動物園でみおさんが一目ぼれしたというクマのシュウ:shuくん。

触ってもいいですよというマークがありました。
もちろん触りましたとも。
その上、6歳以下のお子さんなら座ってもいいとか。

レーズンパンが好物という不思議なクマ。

なぜここに居たのか、
重すぎてエレベーターに乗れなかったからだそうです。
階段を上がるとそこにいたのは「わさお」です。
大きさの比較のためにご一緒したしをりさんを入れ込みました。

この顔、まさにわさおですね。

見る角度によって全くちがう表情を見せるわさお。

やはり写真だけではわからないところ、彫刻の持つ魅力。
しゅうくんとわさおだけでこんなに写真を載せていたら、
とうてい終わらないブログになりそうなので、
涙をのんで選びます。
なにしろ写真はすべて、動画も1~2分なら撮影可!なのです。
所々、作品のスペースに座布団が置かれていて、
「着席可」と表示されていました。
私は意味が分からず通り過ぎていましたが、
なんと作品と一緒に写真を撮っていいらしい場所のようでした。
私はひねくれ者なので、撮りませんでしたけど。
(自分が写った写真って要りますか?)
獣医になりたいと夢見ていた彼女は1995年に阪神・淡路大震災で被災し、動物たちのいる風景が一瞬にして失われるという光景を目の当たりにしました。この体験をきっかけに、たとえ失われた命であってもその輝きを彫刻という形で残したいと考えるようになります。この猫が一番好き、シナモン。
ちょいとふてぶてしい面構えが好ましい。

体形はずんぐりでくびれなし、親近感がわきます。

こちらの猫たちはココとコロ

抱き合う2匹の猫が心臓の形のように見えたので、
ココロが分かれてココとコロになったそうです。
みおさんは4歳の時に心臓の手術を受けています。
最近、その手術をしてくれた先生と再会し、
この作品の手のひら大のものをお礼に手渡すことができたそうです。
マヌルネコのポリーとレフ。

いくらなんでもここまでペタンコになるのかと思っていたけど、
つい先日、NHKの「ワイルドライフ」でこの姿勢を見てしまった。

これまたふてぶていい猫だことと感心していたら、
見た目とはうらはらに気が弱くて島猫としてすみっコぐらし、
そんなところに惹かれてモデルになったというチグリスくん。

もちろん猫ばっかり、ではありません。
推定50歳超えというオランウータンのキュー、王者の風格。

その堂々たる体格を利用して裏はこんなことになっていました。

マントヒヒのマンジュウロウ。

チンパンジーのマックス親子。

ほかにもラクダや羊、ヤギもいました。
見学の方々が写り込んでいる写真が多くて載せられませんが。
海の生物たちもたくさんいて、ひとつの世界を作っていました。
もうきりがないので、最後の一枚はこちら。

Manbow、これ欲しいなぁと思いました。
新作を含む彫刻をはじめ、これまでに発表されていない、被災後から美術大学在学中の作品や、作品を制作するまでに丁寧に観察した動物たちのスケッチ、モデルそれぞれの個性を記録したメモなども多数展示します。とにかく盛りだくさんで楽しい展示でした。
ミュージアムショップにはみおさんが原型を作ったという
カプセルトイもあったので、これかしら、と思ったのですが

残念ながら江ノ島水族館の海の生物シリーズでした。
できれば私はピグモンが欲しいなぁ。

4月に発売されていたようで、どこかで見つけたい。
ここまで書いて、10月5日のインスタライブを見たら、
なんと猫のシリーズのカプセルトイもあったことを知りました。
私が見に行ったのは会期終盤だったので、
すでにガチャガチャの機械は撤去されて、
残った海のシリーズのカプセルが箱に山積み状態でした。
もっと早く行くべきでした。
最近、丹波竜の等身大レリーフ・タンバリンくんが完成したらしいので、
機会があったらぜひ見てみたいです。