前回訪ねてから10年も経っていたとSNSに教えてもらって、
ふ~んそんなにと感慨にふけっていたら、
久しぶりに行きましょうと綾さんに誘ってもらって
行ってきました、伊豆アンモナイト博物館
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はりきってブログに書こうと思って前回の様子を読み返してみたら
撮ってきた写真がほとんど被ってました!
好きなものは変わらないということで、
2015年1月7日のこちらをご覧ください。
ただ2016年にこちらの博物館はリニューアル工事をされていて、
明るく、展示もより見やすくなっていました。
前回は雨が降っていたので、あまり観察できなかったアプローチも
今回はじっくり見ることができました。
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そして当然のことながら見つけてしまいました。
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わかりますか?これで分かりますよね~
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もちろんこれだけではありませんが、ほどよく埋め込まれているので、
お宝さがし気分が味わえます。
まぁ館内にはたくさんお宝が展示されているのですから、
そんなにガツガツしなくてもいいんですけれど、
なにしろ10年ぶりなので入館前の期待感は高まります♬
入館してまず気づいたのはとても明るくなっていたこと。
大型のアンモナイトの展示場所が、より光が入る側に移設されて、
ゴージャス感増し増し、です。
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アンモナイトと同時期を生きたであろうテラノサウルスのレプリカも
![_c0033636_10431259.jpg]()
ただ残念なことに今回は化石のクリーニング体験はやっていませんでした。
なんでも材料となる化石を含んだ母岩が入手困難になってきたそうで、
残りの貴重な母岩は館長の手によってクリーニングされて、
中からアンモナイトを含む化石が大切に掘り出されていて、
それを見学することはできます。
見学しながらいろいろと質問していたら、
ちょうど出現したアンモナイトをプレゼントしてくださいました。
同じのではつまらないでしょうと言って2種類選んで、
ささっと名前を書いて下さいました。イラストも館長直筆です。
私がいただいたのはこちら「ダメシテス:白亜紀後期」
およそ8,000万年前のもので北海道苫前郡羽幌町で出土したものです。
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なんと帰宅後に調べたら、前回クリーニングで掘り出したのと同じものでした。
私たちが館内を探索していると館長が「アンモナイトの子供です」と
見せてくださったのがこちら。
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こんなに小さいのに種類を特定されてしまうなんて!
![_c0033636_11181303.jpg]()
実は帰り際にもっと小さいのがあったと見せていただいた個体が
あったのですが、小さすぎてスマホのカメラでは写らず……
でもあんな風に石を削っていてよくこれ見つけましたねと驚きました。
砂粒くらいで、でもちゃんと渦を巻いているんですよ。
卵はもっと小さいってことですよねとお聞きすると、
なにしろ絶滅しちゃってて卵と判別できる化石が特定できないので
実態はわからないけれど、砂粒よりも小さい個体があるのだから、
当然卵はもっと小さいでしょう。
アンモナイトの遠い親戚と考えられているオウムガイの卵は、
直径2㎝くらいあって、生まれた卵は海中に深く沈むので、
生き残ったけれど、おそらくアンモナイトの卵は海面に浮いてしまって
捕食されやすくて、それがオウムガイとの違いかなとのこと。
館長さんたら鳥羽水族館で飼育されていたオウムガイが卵を産んだ時に
見に行ってこられたそうです。
さてさてアンモナイトに関しては知識がとても中途半端なので、
もっと勉強しなければ書けないことばかり。
今回は実物を前にして、いろいろと説明していただいて、
その場では「なるほど」と分かったつもりでしたけど、
いざ書こうとするとあやふやなことばかり。
以前に購入したまま緒と挫折してしまたこちらの本を
![_c0033636_11375337.jpg]()
こんどこそと思って読み返すことにしました。
お勉強の成果がでたらまた書いてみようと思います。
というわけで最後に今回買ったものをご披露いたしましょう♬
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こちらも北海道苫前郡羽幌町で出土した白亜紀後期のアンモナイト。
テトラゴニテス科グラブルスというもの(よくわかっていない私です)
この真珠層のような輝きとモザイク模様の美しさに惹かれてしまいました。
裏はあっさりこんなふうです。
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最初はこちらのマダガスカル産の「白いアンモナイト」も
いいなぁと思いましたけど、
![_c0033636_11521271.jpg]()
結局、グラブルスにしたら館長さんから
「マダガスカルのものは世界中で人気があって広く流通しているけれど、
北海道のアンモナイトは市場にはほとんど流通していなくて、
収集家の方から譲ってもらったものか私が採取したものだけなんです」
と嬉しそうに話されて、それを選んだことを喜んでいただきました。
しかし帰宅後に10年前に買ったものと比べてみたら、
その時に買ったのも同じテトラゴニテス科グラブルスでした!
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前回のこちらは二つに分かれます。分かれた上の部分が、
もう一つのアンモナイトと呼ばれる雌型(めがた)です。
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開館25周年を記念して発行された公式ブック「誘う渦巻き」の中で
「雌型」はこのように紹介がされています。
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鋳物を作る時の型のようにアンモナイトの凹凸がくっきりと刻まれた反対側の石。この雌型にはアンモナイトの特徴が写し取られているため、雌型だけでアンモナイトを同定することもできます。重ね合わせるとパズルのようにパチッとはまります。たしかその時は、この雄型(おがた)と雌型が揃っているという点が
気に入って購入したみたいです(記憶があやふや)
まぁ今回のものと比べると見た目はかなり違うので、
良しといたしましょう。立ち直りの早いのが私の長所です。
さらに白状すれば今回買おうか迷った
マダガスカルの白いアンモナイトも前回購入していたことが判明。
![_c0033636_12372516.jpg]()
ペリスフィンクテスというジュラ紀後期、1億5000万年前のものという
説明もちゃんと書いていました。
今回欲しかったものよりはかなり小さなものですが、
なんと2個も買っていたんですねぇ……
と他人事のように書いてみましたが、
とにかく好きなものは変わらないのが私の性格のようです。
前にも熊谷さんの小さな器を
数年越しに同じもの買ってしまったことがありました。
それは気に入って買い足したということにしましたけど:笑
次回、またアンモナイト博物館へ行くときは、
メモを持って行って、違うもの選ぶぞ~と
ふ~んそんなにと感慨にふけっていたら、
久しぶりに行きましょうと綾さんに誘ってもらって
行ってきました、伊豆アンモナイト博物館

はりきってブログに書こうと思って前回の様子を読み返してみたら
撮ってきた写真がほとんど被ってました!
好きなものは変わらないということで、
2015年1月7日のこちらをご覧ください。
ただ2016年にこちらの博物館はリニューアル工事をされていて、
明るく、展示もより見やすくなっていました。
前回は雨が降っていたので、あまり観察できなかったアプローチも
今回はじっくり見ることができました。

そして当然のことながら見つけてしまいました。

わかりますか?これで分かりますよね~

もちろんこれだけではありませんが、ほどよく埋め込まれているので、
お宝さがし気分が味わえます。
まぁ館内にはたくさんお宝が展示されているのですから、
そんなにガツガツしなくてもいいんですけれど、
なにしろ10年ぶりなので入館前の期待感は高まります♬
入館してまず気づいたのはとても明るくなっていたこと。
大型のアンモナイトの展示場所が、より光が入る側に移設されて、
ゴージャス感増し増し、です。

アンモナイトと同時期を生きたであろうテラノサウルスのレプリカも

ただ残念なことに今回は化石のクリーニング体験はやっていませんでした。
なんでも材料となる化石を含んだ母岩が入手困難になってきたそうで、
残りの貴重な母岩は館長の手によってクリーニングされて、
中からアンモナイトを含む化石が大切に掘り出されていて、
それを見学することはできます。
見学しながらいろいろと質問していたら、
ちょうど出現したアンモナイトをプレゼントしてくださいました。
同じのではつまらないでしょうと言って2種類選んで、
ささっと名前を書いて下さいました。イラストも館長直筆です。
私がいただいたのはこちら「ダメシテス:白亜紀後期」
およそ8,000万年前のもので北海道苫前郡羽幌町で出土したものです。

なんと帰宅後に調べたら、前回クリーニングで掘り出したのと同じものでした。
私たちが館内を探索していると館長が「アンモナイトの子供です」と
見せてくださったのがこちら。

こんなに小さいのに種類を特定されてしまうなんて!

実は帰り際にもっと小さいのがあったと見せていただいた個体が
あったのですが、小さすぎてスマホのカメラでは写らず……
でもあんな風に石を削っていてよくこれ見つけましたねと驚きました。
砂粒くらいで、でもちゃんと渦を巻いているんですよ。
卵はもっと小さいってことですよねとお聞きすると、
なにしろ絶滅しちゃってて卵と判別できる化石が特定できないので
実態はわからないけれど、砂粒よりも小さい個体があるのだから、
当然卵はもっと小さいでしょう。
アンモナイトの遠い親戚と考えられているオウムガイの卵は、
直径2㎝くらいあって、生まれた卵は海中に深く沈むので、
生き残ったけれど、おそらくアンモナイトの卵は海面に浮いてしまって
捕食されやすくて、それがオウムガイとの違いかなとのこと。
館長さんたら鳥羽水族館で飼育されていたオウムガイが卵を産んだ時に
見に行ってこられたそうです。
さてさてアンモナイトに関しては知識がとても中途半端なので、
もっと勉強しなければ書けないことばかり。
今回は実物を前にして、いろいろと説明していただいて、
その場では「なるほど」と分かったつもりでしたけど、
いざ書こうとするとあやふやなことばかり。
以前に購入したまま緒と挫折してしまたこちらの本を

こんどこそと思って読み返すことにしました。
お勉強の成果がでたらまた書いてみようと思います。
というわけで最後に今回買ったものをご披露いたしましょう♬

こちらも北海道苫前郡羽幌町で出土した白亜紀後期のアンモナイト。
テトラゴニテス科グラブルスというもの(よくわかっていない私です)
この真珠層のような輝きとモザイク模様の美しさに惹かれてしまいました。
裏はあっさりこんなふうです。

最初はこちらのマダガスカル産の「白いアンモナイト」も
いいなぁと思いましたけど、

結局、グラブルスにしたら館長さんから
「マダガスカルのものは世界中で人気があって広く流通しているけれど、
北海道のアンモナイトは市場にはほとんど流通していなくて、
収集家の方から譲ってもらったものか私が採取したものだけなんです」
と嬉しそうに話されて、それを選んだことを喜んでいただきました。
しかし帰宅後に10年前に買ったものと比べてみたら、
その時に買ったのも同じテトラゴニテス科グラブルスでした!

前回のこちらは二つに分かれます。分かれた上の部分が、
もう一つのアンモナイトと呼ばれる雌型(めがた)です。

開館25周年を記念して発行された公式ブック「誘う渦巻き」の中で
「雌型」はこのように紹介がされています。

鋳物を作る時の型のようにアンモナイトの凹凸がくっきりと刻まれた反対側の石。この雌型にはアンモナイトの特徴が写し取られているため、雌型だけでアンモナイトを同定することもできます。重ね合わせるとパズルのようにパチッとはまります。たしかその時は、この雄型(おがた)と雌型が揃っているという点が
気に入って購入したみたいです(記憶があやふや)
まぁ今回のものと比べると見た目はかなり違うので、
良しといたしましょう。立ち直りの早いのが私の長所です。
さらに白状すれば今回買おうか迷った
マダガスカルの白いアンモナイトも前回購入していたことが判明。

ペリスフィンクテスというジュラ紀後期、1億5000万年前のものという
説明もちゃんと書いていました。
今回欲しかったものよりはかなり小さなものですが、
なんと2個も買っていたんですねぇ……
と他人事のように書いてみましたが、
とにかく好きなものは変わらないのが私の性格のようです。
前にも熊谷さんの小さな器を
数年越しに同じもの買ってしまったことがありました。
それは気に入って買い足したということにしましたけど:笑
次回、またアンモナイト博物館へ行くときは、
メモを持って行って、違うもの選ぶぞ~と