下地康子さんの個展・産土:ウブスナへ
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大きな、長い布でした。10mあるそうです。
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COMOさんの空間を意識して織られたという、
「用途のない布、織ってみたかったから織った」という。![c0033636_0533342.jpg]()
下地さんを知ったのは2011年のこと。
この年、下地さんが工房からの風に初参加した時でした。![c0033636_0591650.jpg]()
毎回、参加者が公表されるとやはり気になるのは「染織」の方々。
下地さんのブログの写真を見て、なにかこうグッとくるものがあって、
読み返してみたら自分のコメントを発見:笑
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「遅れて来た新人」は、生地企画のサンプル織りで培った技と素材使いで、
たちまち私たちを虜にしてしましました。
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「ずっとサンプル織りをしていたので、
巻き物のサイズ感にはいつも悩みます」と下地さん。
でも同時に手がける「用途のない布」⇦用途を考えない布は、
そのスケールで、これまた私たちを虜にします。
国展で 国画賞受賞を受賞した作品などがそれです。
今回、見逃してしまった国展出品作品のクサティムイ(腰当森)も
拝見できました!
しかもこちらでは触れることもできるんです♫
祖霊神とは、村の鎮守の神てあり、村人からすれば腰当神である。
それが鎮座している御嶽のことをクサティムイ(腰当森)という。
クサティ(腰当)とは、幼児が親の膝に座っている状態と同じく、
村人が祖霊神に抱かれ、その膝に坐って腰を当て、
なんの不安もなく安心しきってよりかかっている状態の事。
ムイは森の事。クサティムイを背にし村が成り立ち、
その前には恵み豊かなリーフ広がる海がある。
美しい故郷の原風景。
下地さんの織りの向こうにはいつも沖縄があります。
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今回の国展は個展を控えていたので、
お休みしようと思っていたそうですが、![c0033636_1403.jpg]()
戦後70年近く、戦争で焼きつくされた自然がやっと
元の姿に戻ろうとしているところ、
木々が生い茂る森やサンゴの森を壊し、
高江のヘリポート建築や辺野古の基地工事が始まっています。
それは自分をも壊されているようで張り裂けそうな気持ちに
なります。![c0033636_141995.jpg]()
その思いから「クサティムイ」が生まれました。

大きな、長い布でした。10mあるそうです。

「用途のない布、織ってみたかったから織った」という。

この年、下地さんが工房からの風に初参加した時でした。

毎回、参加者が公表されるとやはり気になるのは「染織」の方々。
下地さんのブログの写真を見て、なにかこうグッとくるものがあって、
読み返してみたら自分のコメントを発見:笑

「遅れて来た新人」は、生地企画のサンプル織りで培った技と素材使いで、
たちまち私たちを虜にしてしましました。

「ずっとサンプル織りをしていたので、
巻き物のサイズ感にはいつも悩みます」と下地さん。
でも同時に手がける「用途のない布」⇦用途を考えない布は、
そのスケールで、これまた私たちを虜にします。
国展で 国画賞受賞を受賞した作品などがそれです。
今回、見逃してしまった国展出品作品のクサティムイ(腰当森)も
拝見できました!
しかもこちらでは触れることもできるんです♫
祖霊神とは、村の鎮守の神てあり、村人からすれば腰当神である。
それが鎮座している御嶽のことをクサティムイ(腰当森)という。
クサティ(腰当)とは、幼児が親の膝に座っている状態と同じく、
村人が祖霊神に抱かれ、その膝に坐って腰を当て、
なんの不安もなく安心しきってよりかかっている状態の事。
ムイは森の事。クサティムイを背にし村が成り立ち、
その前には恵み豊かなリーフ広がる海がある。
美しい故郷の原風景。
下地さんの織りの向こうにはいつも沖縄があります。

お休みしようと思っていたそうですが、

戦後70年近く、戦争で焼きつくされた自然がやっと
元の姿に戻ろうとしているところ、
木々が生い茂る森やサンゴの森を壊し、
高江のヘリポート建築や辺野古の基地工事が始まっています。
それは自分をも壊されているようで張り裂けそうな気持ちに
なります。

その思いから「クサティムイ」が生まれました。