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Channel: 布とお茶を巡る旅
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うとうとなんかしていられません

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岡崎さんに会いに行ってきました。
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スラウェシ島の樹皮布の上に並べた布は右上から時計回りに、
ミャオ族前掛け、テトゥン族檳榔袋、アトニ族紐と檳榔袋、
そしてプイ族刺繍にミャオ族衣。
織物の意味ありげな模様、目眩がするような刺繍の針目、
小さくなっても愛おしさこみ上げる布、などなど飾ります。
布族ゾクゾク、うとうとなんてそてられない。
頭をスッキリさせてお待ちしています。
どうぞお出かけ下さい。
岡崎真奈美 いつも在廊

「うとうと」への道のり:笑
ビルのエレベーターは8階まで。降りるとこんな案内が。
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こちらの階段です。
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今回は入り口のみ写真撮影可、です。
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文化学園服装博物館の「世界の絞り展」へのオマージュ、だとか。
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岡崎さんの撮影したティモールの写真も。
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そして岡崎さんとたっぷり布のお話をして、胸のつかえが下りました。
「世界の絞り展」のカタログも
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購入を検討していたこちらの本も
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前に紹介した安藤宏子先生監修の「世界の絞り染め大全」もありました。
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おまけに耳寄りな本の情報もいただき、帰宅してさっそく注文。
そちらの本は届いてからご紹介します。

今回は織りをされているというお客さまがいらして、
布を前にテクニックについて教えてくれました。
縫い取り織りに関しても「こうすればもっと簡単よ」と詳細に。
と言っても、岡崎さんも私も織りはやらないので、
どれくらい「合理的」なのかちんぷんかんぷん。

ティモールに行ったら教えてあげて、というので
聞いているうちに可笑しくなってしまって、思わず
「そんなにたくさん織りたくないんじゃないですか」って
思わず口にしてしまいました。
「そうよねぇ、仕事じゃないんだから」と一同大笑い。
ティモールの人にとって織りは仕事ではないんです。

前回、大磯の「布う」さんで、刺繍の布を選んだ後に、
あっと思う布があって、それが心残りだったので、
今回はティモールの布を1枚選びました。
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まだゴワっとした手ごわさが残っていますが、
柔らかくなる日のことを思いながら大事に使っていこうと思います。


「布族ゾクゾク、うとうとなんてしてられない」は明日まで。
お時間ありましたら、ぜひ。

銀座「うとうと」にて12:00~18:30
東京都中央区銀座2丁目4-1銀楽ビル9F(8F+1)
TEL:03‐3566‐0061

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