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Channel: 布とお茶を巡る旅
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ひとり民族ヌノ2018

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じつは長いことティモールテキスタイル岡崎さんの展示に行ってるのに、
ベトナムだの、ミャンマーだの中国だのって選んでいて、
ティモールはおろかインドネシアの布さえ買ったことがありませんでした。

ということにある時気づいて選んだインドネシア3部作、揃い踏み。
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最初に手に入れたのはフローレス島の絣でした(⇧右端)
写真を撮るとどうしても藍の色がとんでしまうのが残念。
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色はこちらの方が実物に近いです。
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そして絣と言ってもとてもとても控え目です。
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やや厚手ですが使い込まれて柔らかく、しっくり馴染みます。
最初の一枚ということで無難なものを選んだのか、私。

樹皮布の話を聞きに行った時、岡崎さんも来るとお聞きして
このストールをしていきました。
が、隣に座った岡崎さんぜんぜん気づいてくれませんでした:笑
痺れをきらして「じつはこれ」って自分から言いましたよ。
そうしたら
「あら気づかなくてごめんなさい。馴染み過ぎ!」って返されました。

なんの変哲もないように見えて、このストールには秘密があります。
じゃ~~ん。
c0033636_2349960.jpg

これ岡崎さん自ら穴をふさいだものなんですよ。
「同じフローレス島の染め布で」としらっと。

しばらくするとやはりティモールの布が欲しくなりました。
そして出会ったのがこれです。
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まだ少しゴワっとします。手強いです。
糸が違いますね。
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拡大して見て惚れ惚れ。
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ティモール島には高機はありません。いまだに腰機で織っています。

そして今回はロテ島の一枚に魅了されてしまいました。
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さきの2枚と違って茜色が使われています。
c0033636_004844.jpg

中央で縫い合わされています。
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模様もなかなか洗練されていると思います。
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ここ、好きだなぁ。
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民族の衣装を日常着として自分で着るということはありません。
せいぜいストールくらいかしら、取り入れるのは。

でも毎回岡崎さんの「ひとり民族ヌノ」はとても楽しいです。
今回はどんな組み合わせで現れるのかと、とても楽しみ。
でも写真を撮らせてくれないのが残念。

気になる方は大磯の布う(ふう)さんへ!
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日 時 2018年9月6日(木)~17日(日・祝)
時 間 12:00~18:00
会 場 布う 神奈川県中郡大磯町高麗2-17-48
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*15日~17日の3日間、お会いするチャンスがあります。


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