8月後半のお勧め
うっかりしていたらもう始まっている展示も。 先週は台風13号に備えていましたが、 幸いにも被害もなくほっとしています。 何でもない日の空の写真ですけど、見飽きないんですよね~ *夏休みのせいかお知らせが少なめなので、 下旬の分も合わせてお知らせ。 *お出かけ前に時間など各会場HPでご確認を! オトナのナツヤスミ 日 時 2018年8月11日(土)~30日(木)*火曜・金曜休み 時 間...
View Article飛騨の匠
ひと月ぶりに会ったサチコさんが 「飛騨の匠がいたのよ!」と笑いながら手渡してくれました。 話はずいぶん前に遡りますが、サチコさんが携帯に付けていた 小さな木彫りのリンゴが可愛くて、 きっと「欲しい、欲しいビーム」を放っていたらしい私。 「これ2つ組のブローチだったので1つあげるわ」と貰っちゃいました。 それからずっと私も携帯に付けています(いまだガラケー)...
View ArticlePlant Parade
彫刻家・岡田健太郎さんの個展「Plant Parade」最終日に滑り込み! こんな書き方失礼かもしれませんが、岡田健太郎さんは 小原聖子さんのパートナー。 2016年の12月に菜の花道具店で二人展をされていますから、 ご存知のかたも多いかな。 私の住所を見て「採石場のあるところだ!何度も行ったことがある」と 聖子ちゃんに言ったというので驚きました。...
View Articleモノには思い出
まだ修復途中ですけど、ちょっと思い入れのある器です。 これは私が一人暮らしを始めた20代の初めに、 こちらのお皿と一緒に友人が贈ってくれたもの。 「取り立てて古いものではないけれど、こんなの好きかなと思って」と。 そう思って計算すると40年は手元にありますね。 それを今年に入って割ってしまいました。 最近指先がおバカさんになってしまって、よくものをつかみ損ねます。...
View Article9月のお勧め
8月中旬以降のご案内が少なかったせいか、 9月は盛りだくさん。 ハガキを見ているだけでわくわく。 (実際、見ているだけが多いこの頃…) 先日サチコさんから届いたすてきなハガキ。 ああ、今年は西瓜を一度しか買わなかったなぁ。 少しは涼しくなってくれるのか、大いに期待! *お出かけ前に時間など各会場HPでご確認を! *会期が長いと安心していてはいけません! 工芸、語りかける けんちく展 日 時...
View Article「貝の道」へ滑り込み♫
神奈川県立近代美術館葉山(逗子)で開催中の「貝の道」展へ! まだまだと思っていると、あららもうすぐお終いってよくあるパターン。 ともみさんが「車で行きましょう」って誘ってくれたので、 なんとか間に合いました。 ああ、行ってよかった!大興奮。 しかも写真を撮ってもいいんですよ。 ということで100枚以上も撮ってしまいました。 前置きはいいからさっさと写真を、って言われても...
View Article「貝の道」アフリカの仮面編
次の部屋は「アフリカ」でした。 ただただ感嘆!まず目を惹いたのは仮面です。 選べないので全部載せちゃいます(写真はクリックで拡大します) コートジボアール、タカラガイ類・ラフィア・木・塗料 トゥラ、ハナビラダカラ・キイロダカラ・ビーズ・木の実・鈴・木・塗料 カメルーン・ベコム、 ハナビラダカラ・キイロダカラ・人毛・レース布・粘土・塗料 コートジボワール・ゲレ、タカラガイ類・木・塗料...
View Article手仕事の営みⅡ
百草で始まった「手仕事の営み Ⅱ」へ日帰りで。 前回の展示からはや3年! 今回の田鶴子さんとSissiのテーマは「Mappa(マッパ」でした。 マッパって言葉は始めて聞きましたが、 マッパは、日本で言う風呂敷、韓国でのポシャギ。 多様に働く一枚の布に、それぞれが様々な思いを込め、 東西のインスピレーションの交流となりました。 こちらは今回の展示のために染めたり織ったりしたSissiのマッパ。...
View Article「貝の道」:クバはすごいぞ!
思い起こせば2008年に見た「アフリカン・デザイン」展、 その時が私のクバ族文化との幸福な出会いでした! そして2013年には「界面としての布」というタイトルで、 渡辺公三氏からクバ族のラフィアのお話をうかがいました。 それ以来、私の中でクバ王国は特別な存在となりました。 そして今回、ますますクバに魅了されてしまいました、とさ。...
View Article「貝の道」アジア編
全体的に点数が少なくてこじんまりとしていました。 インドやパキスタンのものなどは見慣れたものが多かったので 写真もあまり撮っていません。 (写真はクリックで拡大します) 台湾・パイワン族 女性用上着・スカート・頭飾り・首かけ ハナビラダカラ・ビーズ・布・金属・羽根・造花・牙など これは未使用の衣装のようでした。 台湾・タイヤル族 腰衣 シャコガイ・ビーズ・布 さすがにアジアの手仕事は緻密で繊細です。...
View Article漆がつなぐアジアの山々
*「貝の道」は写真の整理に浸かれたので、ちょっとお休みして こちらの話題を先に更新します。 三軒茶屋の生活工房で始まった「漆がつなぐアジアの山々」展へ これはクライム・エブリ・マウンテンというプロジェクトの第2弾です。 第一弾は昨年11月のミャオ族の刺繍と暮らし 展でした。 次はいつかなぁと楽しみにしていたので、さっそく見学へ。 前回が3階と4階のフロアを使った大々的なものだったので、...
View Article漆がつなぐアジアの山々:ミャンマー
この展覧会で一番多かったのがミャンマーの漆器でした。 (以下、写真はクリックで拡大します) ミャンマーの漆器の多くは胎(素地)の部分が竹を巻いたり、編んだりして作られており、籃胎漆器と呼ばれています。 竹は皮を剥ぎ、中の肉の部分を薄く削ってで用います。 柔らかく形成するのに好都合で、あとで漆を固めるにも浸透しやすいのが特徴です。 2015年のミャンマー蓮布ツアーでもパガンの漆工房を訪ねました。...
View Article9月中旬のお勧め
先日駅のプラットフォームで見つけたニチニチソウ。 花壇から3mくらい離れているのに、可憐な花には似合わないど根性! 日本各地、たいへんなことになっていますけれど、 ささやかでも自分にできることを、まず。 *お出かけ前に時間など各会場HPでご確認を! *私の中の白磁の壺は「李白」でみた大きなもの。 Joseon White Porcelains 白 磁 日 時...
View Article漆がつなぐアジアの山々:チベットほか
チベット族は食器を各自上衣の中に入れて持ち歩く習慣があるので、 軽くて丈夫な漆器が好まれました。 また主食がツァンパとバター茶なので、 熱湯を入れても熱くなりにくい漆器が使われました。 しかしチベット高原では高度が高すぎてウルシの木や 木地となる大木が育ちにくい地帯です。 そのため隣接する雲南省や四川省のチベット族が作った漆器を、 茶葉古道を通じてラサまで運んだということです。...
View Article再び「貝の道」オセアニア編
漆の話でちょっと休憩して(それにしてはしつこかったかな) 頭がすっきりしたので、残りの宿題に戻ります。 オセアニア編はまずパプアニューギニアのお面に度肝を抜かれました。 自然の木の形をそのまま生かしたお面。 キイロダカラ・ムシロガイ類・イモガイ類・毛・木 タカラガイ類・野ブタの牙・ヤシ・木・塗料 巻貝・イモガイ類・野ブタの牙・イヌの歯・種子 ボタン・ヒクイドリの羽根・藤・粘土・木など...
View Article「貝の道」装身具と貝貨
さて、最後は装身具と貝貨なんですが、その線引きがよくわかりません。 例えばこれは分かります。胸飾りです。 パプアニューギニア・ニューブリテン島、ムシロガイ類・ヤシ こちらも胸飾りですね。 パプアニューギニア、ムシロガイ類ほか、種子・骨・ヤシなど そして右側のも胸飾りです。 パプアニューギニア、タカラガイ類・ムシロガイ類・野ブタの牙・ヤシ・塗料 なんとこちらはポスターに採用されたものでした!...
View Articleひとり民族ヌノ2018
じつは長いことティモールテキスタイル岡崎さんの展示に行ってるのに、 ベトナムだの、ミャンマーだの中国だのって選んでいて、 ティモールはおろかインドネシアの布さえ買ったことがありませんでした。 ということにある時気づいて選んだインドネシア3部作、揃い踏み。 最初に手に入れたのはフローレス島の絣でした(⇧右端) 写真を撮るとどうしても藍の色がとんでしまうのが残念。 色はこちらの方が実物に近いです。...
View Articleバッジについて考える
「冨沢恭子の柿渋染めかばんとsunuiのメキシカンバッチ」が 始まったうつわ菜の花へ♫ 今回のお目当ては何といってもsunuiのメキシカンバッチです。 メキシコと言えばプロレス、覆面レスラーらしき面々も登場。 おやおや、中に一体だけマントを纏ったお方がおられます。 こちらはスタッフバッジにしようかとの声もあったそうです。 なにやらちょっと蛸っぽいご面相でもありますが、...
View Article9月下旬のお勧め
み~つけた!今年初めての彼岸花。 と思って歩いて行ったらあちこちで咲いていました。 *お出かけ前に時間など各会場HPでご確認を! *ビンテージフルカリで作ったという1枚だけのショールが見たい♫ Og + kocari 彼方の手 此方の手 Vol 8 日 時 2018年9月21日(金)~25日(火) 時 間 11:00 ~19:00 (最終日 16:00まで) 会 場 東京おかっぱちゃんハウス...
View Article10月はじめのお勧め
いよいよ10月ですね。 今年はご縁をいただいて12日から始まる 「手仕事に遊ぶ錦秋」のお手伝いをすることになりました。 空いた時間は自由に見学できるお手伝いということでしたが、 1日だけは受付も担当することになりまして、 足手まといにならないようにと気を引き締めています。 詳しいことはまた改めてご紹介しますが、 秋の一日、美しい手仕事を見にぜひ三渓園へ足をお運びください。...
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