Quantcast
Channel: 布とお茶を巡る旅
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1054

ちょっと先のことですが

$
0
0
久しぶりに金継ぎのことをブログに載せようと、
張り切って写真を撮ったのに、そのカメラを教室に置き忘れ!

ああ、未だにデジカメで写真撮って、PCに取り込んで、
大きさを加工したりして…時代遅れなのかもね。

次回の教室が19日なのでそれまでヒトサマのお写真拝借して繋ぎます!

で、早速ですがネットで見つけたこちらをご紹介いたします。
《春季特別展「自然布―草木で織りなす―」のお知らせ》
c0033636_0215416.jpg

いい写真なのでクリックして拡大してみてください。

会  期:平成31年3月2日(土)~7月15日(月・祝)
休  館:水曜日※ただし5月1日(水)は開館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会  場:大阪民芸館 吹田市千里万博公園10-5

 自然布とは、植物の繊維を用いて織りなされる布のことである。江戸時代中期に入って、国産の木綿が普及してくる遥か昔、人々は身の回りに自生する木々や草から糸を作り、布を織ってきた。布が登場したのは縄文時代からで、最初は編みによるものだったという。次いで、経糸と緯糸を用いた織物が始められた。材料は苧麻や大麻、藤、葛、科、楮などの他、北海道でオヒョウ、沖縄では芭蕉が使われ、和紙が生産されると紙縒りも糸として利用された。樹皮を剥ぐのは大変な力仕事で、これを煮たり叩いたりしながら柔らかくして繊維を取り出し、糸を績んで機を織っていく。苧麻や大麻の場合も、その労力は並大抵ではない。こうした仕事の多くは女性達によって行われ、少しでも着易い布になるように知恵が絞られた。地道で厳しい仕事を経て生まれる自然布は、それぞれの植物ならではの風合いが豊かにあらわれ、原始的で力強い魅力を放っている。本展では、日本各地の植物繊維を用いて織られた自然布を約70点紹介する。自然の恵みと厳しさがそのままにあらわれた自然布の世界をお楽しみください。


でもって、いろいろイベントもありますが、
一押しは⇩こちら

◇記念講演会◇
「布と日本人」
講師:ひろいのぶこ氏(造形作家/染織研究)
日時:6月16日(日)14:00~15:30(13:30開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:100名(要予約)
聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

よく「どんな布が好きなんですか?」って聞かれますが、
ずばり「自然布」です。素材が好きなので。

「平成」の内に行きたいなぁ…

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1054

Trending Articles