開館10周年記念展へ

10月2日から始まっていた遠藤貝類博物館開館10周年記念展へ。

快晴に恵まれて大島はもちろん神津島まで見えました。


10周年記念のテーマは「遠藤 晴雄と貝」

貝に魅せられた少年は、
その日も浜で拾い集めた貝殻を並べて、
貝に囲まれた博物館の夢を見ていた。
少年の名は遠藤 晴雄。
集め続けた貝類コレクションは50,000点に及び、
やがて自宅を改装した貝類博物館の設立に至った。
遠藤コレクションが真鶴町に寄贈され、
現在の町立博物館が誕生してから10年。
コレクションの全容を紐解き、
10年間の歴史を振り返る特別展を開催します。



写真はクリックで拡大しますので、じっくり読んでみてください。

私設博物館だったころに作られた記念グッズもありました。

そのころに訪ねた方には、興が乗ると貝殻をプレゼントしてくださったことも
あったとお聞きして、思わず「時を戻そう」とつぶやいてしまいました。


その収蔵棚がこちらです。

博物館のバックヤードにはまだまだたくさんあるそうです。

このシールのついている引き出しは中を自由に見ることができます。
このイトカケは博物館のロゴマーク（オキナエビスガイではないんだなぁ）

最初の引き出しを開けると出てきたのはツツガキ

不思議なことにツツガキってこれでも「二枚貝」なんですよね。
触ってもいいというので、そっと触れてみました。

さらにアオイガイにも触れられます。パリッといきそうで怖いです。

ルリガイもぎっしりありましたけど、ライトが当たってしまって
美しい色が飛んでしまいました。

学芸員さんが「裏で準備している時はばっちり写ったのに」と残念そう。
サクラガイもうっとりするくらい並んでいたのに残念です。
でもまぁ、この目でみたので十分ですけど。

切手もたくさんありましたけど、これも光っちゃってますね。
海外の切手はデザインも彩色も華やかできれいでした。

ちょっと不気味なのがこちらです。

引き出し全開にすると怖いので、これくらいにしておこう：笑


帰りのバスの時間が迫ってきたので、常設はサクッと。

こっちは触れないアオイガイ。完品個体です。美しいわ～



欲を言えば、展示してある遠藤先生に関する資料のコピーが欲しかったなぁ。
12月2日までなので、きっとまた行きます♬