初めての演奏会

冬至だった22日にBonamiのGarage Galleryで演奏会がありました。


11月の展覧会「ここ、というどこか」がそのまま展示された空間で、
さとしさんのギターと葉苗ちゃんの朗読の会でした。


打ち合わせ中の2人。



心を落ち着かせるためにお気に入りを身近に置くさとさん。
ドングリとか落葉とか…心は少年：微笑


まずはカリンバの演奏から。
今まで聞いたどのカリンバよりも澄んだ音色でした。



いつものアラジンのストーブ越しのさとさん。



お気に入りの薬缶の湯気もかそけき音で伴奏しています。



ひとの耳って不思議だなぁ…
カリンバの音もギターの音もさとさんの話声も
けして大きくはない、むしろ小さい。
ガレージギャラリーの扉は開け放たれたまま、
少し離れた道路にはときに大型車が行き交い、
遠くでトンビが鳴いていたり…

耳を凝らして聞いている訳でもないのに、
さとさんのギターの音色も話声も私の耳に届く。
いろいろな音の中から耳が無意識に選り分けているようだ。

さとさんの音楽はいつも風の音や小鳥の声などとともにある。

ここ、というどこかに
絶え間なく降り積もる今を共有している
ただ そのことだけが
私たちそれぞれを
切り離しがたく
ひとつにしているのだと思う私は葉苗ちゃんの朗読が好きだ。

そういえば家でBonamiの本を読んでいる時も、
言葉が脳内で葉苗ちゃんの声で再現されていることを、
朗読を聞きながら気づいた。

お土産にいただいた最新アルバム「Melody」





お求めはこちらから⇒Bonamiウェブショップ

試聴もできますよ。

『melody』について
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
日々の暮らしの中、自由に音と触れ合って
何でもない、ただ音楽であったらいいと思う。
そんな僕の音を集めた小さな作品集です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊