アート散歩2023＠西川・大隈さん

11月に入って湯河原・真鶴アート散歩が始まりました。
と、毎年話題にする割には３～４か所しか行ってませんけど。

会場が点在している上に、開催日もまちまちなので、
車のない私にはハードルが高いのです。

そんな中でも万障繰り合わせて伺うのがこちらです。
今年は11日と12日の2日間だけの展示でした。

西川邸、昨年新築されたのです。


一歩足を踏み入れてびっくり、もうギャラリーじゃありませんか！

中央に鎮座する大きな鉢（と呼んでいいのかしら）に松ぼっくりがこんなに。

しばし西川さんの作品をご堪能下さい。



この壺に「フランケン」と名付けたことは内緒です。

お部屋の中には美佳さんの器が展示されています。
器の下の布も気になりますね。
西川さんがインドに行ったときに買ってきたカンタだそうです。

この白い中国茶器すてき。これには「東方美人」が似合いそう。

見学の方がいらしたので室内の写真はこれだけで遠慮しました。

奥に茶室があってお抹茶のお点前をいただきました。
この日はすべて美佳さんのお道具でしたけれど、
翌日は西川さんの茶器で揃えられたそうです。
うっとり見とれて写真を撮り忘れました。

白の器シリーズは「これから少し大人っぽいのを目指そうと思って」と
お茶目なことおっしゃってましたけど、美佳さんの絵付け大好きです。

さて亀友のしをりさんに「うちの子見て行って」と誘っていたので、
私も付いていきました。

西川家の「がぶちゃん」はまもなく冬眠に入る予定だとか…。

こちらの建物は陶器づくりの工房です。
以前はこちらがアート散歩の会場でした。⇒2016年11月

そしてお向かいのこの小屋、とても惹かれました。

ほら扉部分の装飾とか…

何気なく置いてある器や

貝殻もまるでオブジェのよう…

窓辺からのぞく陶器らしきものもいい感じ…

すかっかり忘れていましたが、こちらで作品を焼いています。
ガス窯と電気窯と両方あるそうです。

前にも見せて頂いたのに、何の小屋かしらなんて思ってました。

西川家は建物だけでなくその環境も素晴らしくて、
木々に囲まれて近くから水の音も聞こえます。
遠くには海も見えて思わず深呼吸してしまいました。

湯河原は温泉街よりも真鶴寄りの山側が断然いいです。
くねくねした細い道にミカン畑が連なって、
遠くに海が見える…
里山とはまた違う日本の原風景のような場所です。
寒さが厳しくなる前に、ゆっくりお散歩しようと思いました。