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Channel: 布とお茶を巡る旅
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蓋物:futamono

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それを見つけたのは全くの偶然からでした。

今年も行けないけど、どんな顔ぶれ何だろうと、
「工房からの風」のdirector's voiceを読んでいたら、
ふと目に留まったのがコタニサツキさん(木工)という方。
蓋物について…
私の作る蓋物のガラスや陶器等は、今まで何かに使われていたもの、デッドストックのものを私自身骨董市等で探してきています。
元々ガラスや陶器等の異素材と合わせた木の蓋物を作りたい、という気持ちが独立する前からありました。それは単に木と異素材との組み合わせが好きだったから。
という言葉と一緒に写っていたのがこちら(写真お借りしました)
_c0033636_23363171.jpg


その考えと蓋に胸キュン(←古すぎます?)
思わずコタニサツキさんのHPへ飛んで
そこで見つけてしまったのがweb shopでした。

冷静に考えれば初めて出展される「工房からの風」直前でしたから、
そんな時期に注文するなんて非常識なんですけど、
深く考えずにカートに入れてしまいました。

「急ぎません」と一言メッセージを入れておけばよかったと後悔。

ところがなんと「工房からの風」直前に届いたのです。

それがこちらの「古い大理石の楊枝入れ」のfutamonoです。
_c0033636_22583456.jpg

この大理石の模様がたまらん!
_c0033636_22571706.jpg

「ぽってりした厚みでずっしり重みがあります」と。
_c0033636_22584929.jpg

こちらを一目見たときから、私の中で入れたいものが決まっていたんです。

それは、秋ぐちから冬が終わるまで手放せない「ワセリン」です。
_c0033636_22590093.jpg

酷い乾燥肌で液体や乳液状の保湿剤では全く効果がない私の肌。
手も足もカサカサで、この時期我が身が可哀そうでなりません。
それである時、試しに薬局でワセリンを買ったらこれが効果てきめん
(あくまでも個人の感想です)

ただひとつ残念なことが、元々のワセリンは
わが家に残った最後のあみ猫君の隣に写っている青いキャップの
色気のないプラスチックの容器に入っているということです。
_c0033636_22591493.jpg
まぁこのチープなプラスチック容器もたくさん揃えば
それなりの面白さはあると思いますけど(と言って捨てないワタシ)

でも、絶対っこっちのほうがいいでしょう?もう放さないもん!
とあみ猫が抱えております。
_c0033636_22592429.jpg

容器が変わっただけで、毎日のお手入れがこんなに楽しくなるなんて。
たかが容器、されど… です。

ガラスとか陶器とか異質なものに木の蓋に
どうしてこんなに魅了されるんだろう、不思議です。

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