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Channel: 布とお茶を巡る旅
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津田千枝子さんの新しい本

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けろちゃんは、「中身は会場でお楽しみに」って書いてたけど、
どうしてもちょっとだけ見せたい:笑

トレーシングペーパーがかかったままだと「KATAZOME 」の
文字しか見えません。
c0033636_23511751.jpg

ちょっとした行き違いがありまして(詳細はブログには書けませんが:笑)
この画像を某FBの小さな写真で見た私は、
前回のご本と同じタイトルだったため
なんと津田さんに「別な本ですよね?」などと、
とんでもなく失礼なことをお聞きしてしましました:汗

トレーシングペーパーを取ると「型染の帯裂帖」という文字が現れます。
c0033636_2355790.jpg


今回の型染帯のはぎれ100展にあわせて出版されたご本です。

目次を見ると「素材布」という項目が最初にあります。

a.栃尾紬 b.赤城紬 c.小地谷縮 d.インドシルク e.タッサーシルク
f.ムガシルク g.HPE(ラオス)手引き手紡絹布 h.大麻 i.苧麻 
j.ピーニャ k.蓮布 l.アバカ m.カンタ刺繍タッサーシルク
n.アリステッチタッサーシルク o.手結び縮緬

ため息の出るような名前の布が並んでいます。
この文字列を見ただけで素材好きな胸が高まってしまいました。

目次には(素材布は各ページにアルファベットで示してあります)
という但し書きがあります。

でもアルファベットを見なくてもすぐに分かるのがこちら。
これは明らかに「蓮布」です。
c0033636_0145693.jpg

なんとこちらは昨年青土さんがお求めになった帯のようです。
c0033636_0205188.jpg



左ページに全体が分かる写真、
右ページの素材感がしっかり分かる部分の写真(すべてではありませんが)
c0033636_06506.jpg


ああ、蓮布。インレー湖での日々が蘇える♪
c0033636_09495.jpg


それからこちらも絶対にあれだわ、と分かる写真。
c0033636_017509.jpg

c0033636_0182050.jpg


同じくこれもあれ、そう中国の大麻布です。
c0033636_0185474.jpg
c0033636_019323.jpg



*全体にもやっとしているのは、私が蛍光灯の下で撮ったためです。

そして後ろのページでさらりと技法までご披露されています。

12月1日からAmazonで販売開始とお聞きしましたが、
このブログを書いている時点ではまだ登場していません。

待ち遠しいでしょう、ふふふ。





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