ここ、というどこか

去年はアート散歩が中止だったので、
2年ぶりのBonamiオープンアトリエです。

「ここ、というどこか」に
絶間なく降り積もる今を共有している
ただ、そのことだけが
わたしたちそれぞれを
切り離しがたく
ひとつにしているのだと思う
2021.11 Bonami

会場はいつもと違って、１Fの倉庫。
その名も「Bonami Garage Gallery」


ドキドキしながら一歩足を踏み入れると、
わぉ！広々とした空間、グレーの鉄骨がなんだか優しい…


奥の板の仕切りの向こうには車が停めてありました。
なるほどGarage gallery ♬


隅っこでギターを弾くサトさん、写り込んでます。

次回はサトさんのライブをここで、とリクエストしたら
改まって人前で弾くのはドキドキしちゃうんだそうです。
じゃぁ仕切り板の向こう側で弾いて、こっちで聞くからと言うと
それはそれで物足りないらしい、
ほんと、ゲージュツ家は面倒臭い：笑
でもサトさんから生まれる音は好き、心地よいの。


次々と顔見知りや初めての方が訪れて、
あちらでもこちらでも「お久しぶり」やら
「初めまして」の挨拶が交わされる。
みんながどんなにこの日を待っていたことか…


ここ2年くらいで真鶴へ越してきた人は
「やっと会えました」と感極まってたり…
今やすっかり「真鶴の超レアキャラ」となってしまった葉苗ちゃん。
相変わらずおしゃれさんでした（写真ないけど）

あ、ここにもすみっこサトシが：笑


毎年、アート散歩に合わせて作られていた新作の絵本、
今年はできなかったというけれど、
新たに額装された絵はどれもこれも新鮮です。




suzuriで販売されているTシャツの原画もありました。

ふと見ると、けっこうな方々が得意そうにお好みのTシャツを着て
原画の前でニコニコアピール。
私も数枚買ったけど「世界一Tシャツの似合わない女」と言われて
いるので家の中でひっそり着ています。

サトさんが畑で出会った特別な猪の子、です。
この子の活版印刷での絵ハガキが欲しいとリクエストありましたよ。


いままでは鉛筆で描いていたけど、今回はペンで。
インクではなくて墨汁だそうです。
触れたら体温を感じそうな眠る猫。
そっと撫でてみたいなぁ。

階段を登って自らBonamiにやってきたカトリ。

貴船神社の階段でいつやってくるか分らぬ待ち人を
ずっと待っていたカトリ。

やっと会えたね、待ち人に。
使命を果たして旅立っていったカトリ…

というのは、すべて私の妄想ですけど。


Bonamiのオープンアトリエは残すところ27・28日の2日のみ。
ぐふふ、もう一度行くのだ、私。